バリ島は、インドネシア屈指のリゾート地。
美しい海、火山、田畑といった自然に富んだ、ヒンドゥーに基づく独特の文化に身を置き浄化できる島。
また、複数の世界遺産、神々を大切にしている場面に出会える、見どころ満載の魅力的な島。
ショッピングやスパ、アクティビティも充実し、様々な過ごし方で楽しめる魅力満載のバリ島。
一度行くとリピートしてしまうくらい居心地の良いバリ島の費用は、一体どのくらいかかるのでしょうか?
ツアー料金の相場、滞在費用の目安、バリの物価についてもご紹介します。
バリ島旅行に必要な費用について
旅行費用の大半を占めるのは「交通費」と「宿泊費」
まずは、この2つの項目について相場を調べてみました。
航空券代
日本からバリ島デンパサール空港への直行便は、成田国際空港、関西国際航空からの運行のみとなります。
・航空会社:ガルーダ・インドネシア航空
・相場:大人1名当たり往復で4万円前後~10万円前後
日本の各空港から乗り継ぎ便あり
ジャカルタ、シンガポール、マニラ、マレーシア、フィリピン等アジア各都市での乗継便が4万円前後~あります。
・所要時間
・直行便:片道7時間強
・乗継便:9時間以上
機中泊が入るかどうか、乗継にかかる所要時間も含め
ご自身のスケジュールと予算に合ったものを見つけてください。
宿泊代
バリ島にはカジュアルなホテル、素泊まりからスーパーラグジュアリーなホテル、ヴィラまで数多くの宿泊施設が点在ています。
どんなホテルを選択するのか?によって宿泊代に大きな差が出ます。
宿泊時期や部屋のタイプによりますが、平日2人1部屋の価格相場を分けると次のようになります。
・スタンダードクラス:5,000円~
・スーペリアクラス:10,000円~
・デラックスクラス:15,000円~
(※一人当たりの大まかな相場となります。)
バリ島旅行と言っても細長くのびていて、日本と違って移動手段が限られてしまいます。
現地でバイクをレンタルするか?タクシーか?ほぼ2択しかありません。
となると、どこへ行くのか?目星を決めて限られた期間滞在することになるのです。
バリ島にも各リゾートエリアによって雰囲気が違い、どのエリアで過ごすか?によってホテル代も変わってきます。
カジュアルなホテルも充実して周りに何でも揃っているクタ・レギャン、大型リゾートホテルが充実しているヌサドゥア、デラックスヴィラが点在する郊外のウブド、という感じ。
まずは、どこを観光するのか?を決めて、お好みのホテルを見つけましょう。
バリ島滞在のツアー代金について、相場はどのくらい?
航空券代と宿泊代の目安をご紹介しましたが、滞在日数によっては手配が簡単なパッケージツアーの方がお得になることもあります。
ツアーの場合、何日間で探すと良いのか?
最低でも中3日は確保しないと観光がほとんどできない状況になるので、3泊5日を想定します。(機中泊1泊で4泊5日と表記されるツアーもあります)
大人1名当たりのツアー代金の相場は、フリープランの5日間で最安値4万円台~の手配が可能です。
ただ、時期やプラン内容(直行便か乗継便か、ホテルのランク、滞在場所)によって値段は上がりますので予算と予定に合うものを探してください。
バリ島の物価・レート・通貨について
海外旅行で気になる1つが、現地の物価、通貨、レートについてです。
バリ島はインドネシアの中では物価が高いリゾート地になりますが、日本に比べると安い。
但し、ローカルは安いけど観光客向けに高く設定されていることが多いのでお気を付けください。
レートは、1ルピアあたり約0.008円(2019年9月現在)。
▼町のカジュアルスパ1時間メニュー
150,000ルピア(約1,200円)前後~
▼ホテル内スパ1時間メニュー
700,000ルピア(約5,600円)前後~
▼コンビニでミネラルウォーター(500ml)
2,000ルピア(約16円)前後~
▼タクシー代(空港からクタへ)所要時間15分前後
70,000ルピア(約560円)~
バリ島での支払い、現金VSクレジットカード
バリ島ではクレジットカードを使えるお店も多いですが、現金のみのところもあります。
特に現地の人たちが行くような食堂(ワルンといいます)では、現金払いとなります。
何万円も換金しておく必要はありませんが、せめて1万円くらいの換金をしておきましょう。
現地での両替は日本よりもレートが良いのがメリットですが、政府が指定していない換金所(両替所)では、誤魔化しが横行してます。
事前にルピアのレートを確認して相場とかけ離れていないかを確認し、受け取った現金もその場で数えましょう。
オススメの換金所は、空港やホテル、信用できる両替店(ガイドさんに聞いた所、口コミ)で両替すると安心です。
街中で一番安心できる両替所は、スミニャックにあるビンタンスーパーマーケットの近くに「PT.Merianadi Valasindo」という両替所があります。
こちらは政府公認の両替所なので、騙されることもなく安心です♪
>>「PT.Merianadi Valasindo」の場所をGooglemapで確認する
バリ島の現地滞在でかかる費用はどのくらい?
現地滞在費はどのくらいになるのか?
モデルプランを参考にしてみましょう。
【1日目】
終日:ブサキ寺院他、ウルワツ寺院とケチャ舞踊鑑賞等一日ツアー
▼食事代
・朝食:0(ホテルの朝食付ビュッフェ)
・昼食、夕食:0(オプショナルツアー代に含まれる)
▼オプショナルツアー代
1,2000,000ルピア(約9,600円)
▼交通費
全てツアー料金に含まれる
◆1日目の合計⇒1,2000,000ルピア(約9,600円)
【2日目】
終日:カーチャーターでウブド観光
▼食事代
・朝食:0(ホテルの朝食付ビュッフェ)
・昼食:途中のカフェでお茶70,000ルピア(約560円)
・夕食:ウブドの人気カフェで80,000ルピア(約640円)
▼観光費用
・ゴア・ガジャ(古代遺跡)入場料:15,000ルピア(約120円)
・ティルタ・エンプル寺院入場料:15,000ルピア(約120円)
▼交通費
日本語ガイド付きカーチャーター(12時間):1,200,000ルピア(約9,600円)
◆2日目の合計⇒1,380,000ルピア(約11,040円)
【3日目】
午前中:ビーチorホテルのプール
午後:ショッピング、ホテルのスパ1時間メニュー
夜:レストランでシーフード等
▼食事代
・朝食:0(ホテルの朝食付ビュッフェ)
・昼食:カフェで60,000ルピア(約480円)
・夕食:ビーチ沿いのお洒落なレストランで350,000ルピア(約2,800円)
▼レンタル代
・ビーチパラソルレンタル代:1日70,000ルピア(約560円)
▼スパ代
・ホテルのスパ1時間メニュー:700,000ルピア(約5,600円)
▼交通費
徒歩で歩ける範囲の為、費用は0
◆3日目の合計⇒1,180,000ルピア(約9,440円)
大まかにかかる費用をまとめてみました。
上記を参考に、滞在する用途に応じて計算してみてください。
その他、お土産代も別途考えておくとよいでしょう。
バリ島で現金はどのくらい用意しておけば安心なの?
ホテルでの支払やオプショナルツアーの支払いはカードでもできます。
現金で支払う可能性があるのは、現地のカフェ、コンビニ、現地のお土産屋さん…
ローカルな所でお金を使う場合は現金払いになる可能性があります。
最初は、3日間滞在だと1万円くらいで十分です。
カード支払いが嫌で現金支払いのみという方は、滞在費にかかる費用の算出を参考にして両替を多めにしておいてください。
バリ島旅行のタイミング!高い時期と安い時期
バリ島は、熱帯モンスーン気候に属し、乾季と雨季の2シーズンに分かれています。
年間を通しての平均気温は約28℃と過ごしやすい気候です。
4月~10月の乾季の時期は雨が少なく、11月~3月の雨季の時期になると短時間で大雨がスコールのように降るのが特徴です。
雨季と言っても1日中雨が降り続けることは少ないので、心配し過ぎる必要はありません。
雨季の方が若干宿泊代が安くなる傾向にはありますが、日本の休暇時期と連動して航空券代がプラスされるので、日本の休暇時期を基準に考えると良いです。
特に、年末年始、ゴールデンウィーク、シルバーウィーク、夏休み、冬休み等の大型休暇時期は高めの設定となります。
これらを避けて、年間通して平日がお得になる傾向にあります。
バリ島旅行の費用を安く・お得に楽しむコツとポイント
バリ島旅行費用で一番大きなお金が動くのは「航空券代」です。
格安航空LCCの利用だと直行便でもかなり安く手配できます。
乗継便だと日本各国からも出国できるので、日本の大型連休や休暇を避けて平日に取るのがいいでしょう。
航空券代は3ヶ月前に手配できると、よりお得になるので覚えておいてください。
次に、バリ島旅行費用でお金がかかるのは「宿泊代」です。
カジュアルな雰囲気のクタビーチ周辺にはお手頃価格のホテルが充実しています。
また、街中のホテルを選ぶことで、観光地へのアクセスがしやすくなります。
バリ島ではタクシー移動が主となりますが、ウブドまでシャトルバスが出ているのでタクシーよりも格安で移動できます。
ショッピング、おしゃれなカフェ、海も徒歩圏内にあるので便利です。
オプショナルツアーやカーチャーターは日本語ガイドではなく英語ガイドだと安くなるようです。
バリ旅行の費用についてのまとめ
・LCCなど格安航空券を3ヶ月前に手配しておく
・日本の休日は避け、平日を狙って計画を立てる
・アクセスしやすい街中のホテルを選ぶ
・両替は政府公認の換金所で行う
・食事はローカルな場所だと安く済む
・カードを使うことを前提に両替は1万円くらいでOK
・カードを使わない場合は含めて計算し両替しておく
以上がバリ島旅行へ行く場合のポイントとなります。
バリの良いところは「自然」と「伝統」と「祈り」だと感じてます。
毎日欠かさず「祈り」を捧げているので、その光景を目にすることも多いでしょう。
バリ人の人柄がよく表れていて、のんびりとした時間も心地よく過ごしやすい島です。
美しいサンセットと地球は丸いんだなと実感できる水平線も見逃さないでほしいポイントです。